潮風に負けぬ復興桜を 試験栽培で苗木植樹

宮城県名取市

河北新聞ONLINE NEWSに「潮風に負けぬ復興桜を 試験栽培で苗木植樹」が掲載されていました。

東日本大震災で被災した宮城県名取市では、「復興桜プロジェクト」として、沿岸部でソメイヨシノを根付かせるための試験栽培に取り組んでいるそうです。展示用の3本に加え、新たに9本を植樹し、潮風にさらされる環境でも育つことを実証しようとする取り組みです。

まず第一段階として、2012年に被災した被災した笹かまぼこ工場敷地内にソメイヨシノ3本を植樹しました。この3本は、昨春、今春と順調に花をつけたそうです。

続いて今年の3月末に、同工場からやや離れた場所に条件を少しずつ変えた9本の苗木を植樹しました。培養土などの条件を微妙に変化させ、生育状況を比較・検証していくそうです。

津波に使った土を全て入れ替えるなど、大きな苦労もあるようです。潮風にも負けない桜の育て方を確立して、他の沿岸の被災地にも広げて欲しいと思います。とても興味深い取り組みです。

[参考] 河北新聞 ONLINE NEWS 潮風に負けぬ復興桜を 試験栽培で苗木植樹


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です